対岸の家事7話感想とネタバレ!:詩穂が坂上さんを支えたい理由が泣ける!

対岸の家事7話が放送され、視聴者のさまざまな感想が多く集まっています。

特に、詩穂と坂上が出会ったきっかけを回想した場面には多くの注目が集まり、詩穂が坂上を支える思いの強さに納得する声も目立ちました。

詩穂と坂上が出会ったきっかけを回想した場面について視聴者の感想を考察し、また気になるネタバレの内容を交えつつ、筆者の体験談も含めてじっくりお伝えしていきます。

これからご覧になる方も、すでに視聴済みの方も、ぜひ一緒に振り返ってみてくださいね。

この記事を読むとわかること

  • 対岸の家事感想7話
  • 筆者のドラマを見た感想
  • 対岸の家事ネタバレ7話
目次

対岸の家事感想7話:詩穂が坂上さんを支えたい理由が泣ける!

対岸の家事7話の感想は、「詩穂が坂上さんを支えたい理由が泣ける!」「2人の出会いにグッときた」などが話題となっています。

私も、7話を見ましたが、話題になった意見に対して本音で感想を語ります!

視聴者の感想

ドラマを見た筆者の感想と考察

対岸の家事第7話では、特に目立った感想は、詩穂(多部未華子)と坂上(田中美佐子)の出会いのエピソードに泣けたというものと、その出会いのエピソードが明かされたことによって、詩穂が坂上をなぜそんなに支えたいと思うのか分かったというものでした。

詩穂は生まれて間もない苺(永井花奈)がなかなか泣き止まないことに思い悩んでいた時、坂上に出会い、支えてもらっていたのです。

そのため、詩穂が今度は自分が坂上を支えたいと思ったのです。

画像引用:対岸の家事公式サイト

私は、坂上さんと里美の母娘関係に注目しました。

月日を重ねていくと、今まで支えてくれていた親を今度は子どもの自分が支えることになり、世話する方と世話される方が急に逆転するようなことが起きるんですよね。

でも、親も子もその状況を受け入れるまで時間が掛かります。親としては恥ずかしいような、情けないような気持ちにもなりますし、子供としても寂しい気持ちになったりしますから。

私も親が病気で入院したり、体が不自由になったりしたときに少し世話をしましたが、やっぱり複雑な思いはありました。

親としてはできるだけ子供に迷惑はかけたくないという気持ちがあって、不調を自覚してもなかなか相談してくれなかったり、受診をすすめても聞く耳を持たなかったり。

そのため、坂上さんのように家族や詩穂を拒絶するような言動をリアルに感じました。

ドラマの中では多少の意見のぶつかり合いがあったものの、それはお互いを大切に思って信頼しているからこその感情だということが伝わりました。

問題が起きてから収束するまでがコンパクトな印象もありましたが、とても丁寧に伝わりやすい言葉で表現されているので受け止めやすかったと思います。

もし里美に兄弟がいたりそのまた家族がいたら、負担のバランスが難しくてさらに問題が複雑化することもあります。実際に私はうまく収まらず、決裂してしまった家族も知っています。

坂上さんの場合は、少々おせっかいな詩穂の存在でうまくまとまった気がします。

ここまで、詩穂は追い込まれた礼子にも中谷にも手を差しのべて、交友関係を広げてきました。

今後、拒絶してきた実の父親と対峙するような場面では、詩穂はどのように描かれるのか注目したいところです。

対岸の家事7話のネタバレ!

画像引用:対岸の家事公式サイト

対岸の家事話のネタバレを5つに分けてネタバレしていきます!

7話のストーリーの結論ですが、坂上(田中美佐子)は初期の認知症を患います。娘の里美(美村里江)や詩穂(多部未華子)のサポートを受け薬物療法などで治療をうけていくことになりました。

夫の量平(川西賢志郎)の転勤が決まった礼子(江口のりこ)は、仕事を辞め量平についていくことを決意します。

「ついうっかり」坂上に訪れる変化

いつものように坂上の自宅を訪ねた詩穂は、キッチンで坂上が「ついうっかり」買ってしまったという醤油を何本も見つけます。詩穂は坂上が認知症なのではないかと思うようになりました。

ある日、詩穂は中谷とスーパーへ買い物に行きました。すると坂上が店員と揉めていました。坂上はレジを通さず商品を持って店を出ようとしたため、万引きを疑われていたのです。

詩穂が坂上を自宅まで送っていくと、スーパーから連絡を受けた娘の里美がやってきました。里美は独身で仕事が忙しく、普段は坂上とは別に暮らしています。

坂上の様子を見た中谷は、里美に坂上が認知症ではないかと告げます。里美はそれを聞き、今後は自分が何とかするので、詩穂に今後家に来るのはやめて欲しいと言うのでした。

一方、量平の転勤が決まった礼子は、単身赴任を今後の生活について悩む日々を送っていました。

里美が登場し、詩穂との関係性が心配になる物語の始まりでした。

ひどくなる坂上の物忘れ

画像引用:対岸の家事公式サイト

詩穂は、それでも坂上の家を訪ねました。しかし、帰宅した里美に「なんでいるんですか?」と問い詰められてしまいます。坂上を心配し何かできることはないかという詩穂の申し出も断る里美。

「里美)これは、家族の問題ですから。これ以上口を挟まないでください」

しかし、志穂は料理を作って坂上の家に持っていくなど坂上に会うことをやめませんでした。

翌日坂上は一人自宅で、これまでの家族との日々を思い出していました。しかし、里美の好きな料理の作り方を思い出すことができず困惑。そこへ詩穂がやってきますが「もう来ないで」と拒絶してしまいました。

坂上は帰宅した里美にも「もう一人にして欲しい」と告げ、翌朝自宅から姿を消しました。

なぜ詩穂がしつこいくらいに坂上の家を訪ねるのか理由が分からず、見ていて少々やりすぎなのでは?とも感じました。

姿を消した坂上が立ちすくんでいたのは?

坂上を探す里美と出会った詩穂は、苺を里美に預け、坂上を探して回りました。坂上は、いつか詩穂が綺麗だと話していた、紫陽花の前に立ちすくんでいました。

「詩穂)あの日の私みたいだ」

詩穂には、まだ生まれて間もないころの苺がよく泣くことに悩まされていたときがありました。あまりの辛さに思いつめていた時、目に入った紫陽花の前で詩穂に声をかけてくれたのが坂上でした。

「坂上)紫陽花って主婦みたいね。陽の当たらないところでずっと誰かのために家事をする、主婦は今も独りぼっちなのね。

大丈夫よ、いつか笑って話せる日が来るから。あなたが寂しかった日々が役に立つ日が来る。それまでゆっくりゆっくりお母さんになればいい。」

それがきっかけで詩穂は坂上の家を訪ねるようになりました。料理を教えたり、苺の夜泣きで寝不足の詩穂を昼寝させたりと、坂上は志穂を支えていたのです。

「詩穂)今度は私も、坂上さんの紫陽花になりたかったんです。手を伸ばしてもらいたかったんです。」

里美は自宅で久しぶりに坂上が作った味噌汁を飲み、自分が坂上の娘であることを実感していました。

「里美)いつもこうやって、母に支えられてきたんだな」

「詩穂)それってきっと応援なんですよ。」

過去に詩穂が坂上に救われたエピソードが明かされ、なぜ詩穂が坂上を支えたいと思うのかが分かりました。

今を大事に生きていく

改めて坂上を支えていこうと決意した里美でしたが、坂上は「そんなことをしなくていい」と拒否しました。

「坂上)私はこれから自分が自分じゃなくなって、全部忘れて、みんなに迷惑をかけるだけの人間になる。里美の人生の邪魔をする。それが一番嫌なの。」

「里美)私、自分の人生、ちゃんと道を作ってきた。それはお母さんが応援してくれたからだよ。お母さんのしてくれた家事で、応援で、今の私がある。

お母さんがもし全部忘れてしまっても、私がずっと覚えてる。だから先のことなんか心配しなくていい。お母さんの今を大事にしよう。」

それを聴いて坂上は里美の気持ちを受け入れ、そして、詩穂も引き続き坂上を支えていくことになりました。

坂上は病院を受診し、薬物療法で認知症の治療をしていくことが決まりました。

それぞれが素直な気持ちを打ち明けて、うまくまとまってくれて安心しました。

礼子は新たな決意をする

礼子は、詩穂の自宅ポストにに投函される、差出人不明の手紙のことを中谷に相談しました。専業主婦を揶揄するような内容で、礼子は手紙が詩穂の目に入らないように、詩穂の自宅のポストから手紙を抜き取っていました。

「礼子)今後はあなたにその役目をお願いしたいの。私はできないから。」

礼子は仕事を辞め、量平の転勤についていくことを決意していたのです。

「礼子)家族の今を大事にするの。今、家族が離れたら、うちは気持ちまでバラバラになる。」

そんな中、ある女性がまた詩穂の家のポストに新たな手紙を投函していました。

礼子は本当に仕事を辞めて大丈夫だろうか、と言う気持ちになりました。礼子と中谷の信頼感が高まっていたのが以外でもありました。

まとめ

対岸の家事7話の感想とネタバレ!詩穂が坂上さんを支えたい理由が泣ける!まとめ

  • 対岸の家事感想7話は、視聴者から「詩穂が坂上さんを支えたい理由が泣ける!」という声が話題になった
    詩穂がなぜそこまで坂上を支えたいと思うのか疑問に思う感想も多くありました。でもその理由が過去に詩穂が坂上に救われた経験をしたからと明かされると、そんな2人の関係性にグッときたという感想も見られました。
  • 私は、世話をする側とされる側が急に逆転することに葛藤したり拒絶する登場人物の心境がとてもリアルに感じられました。
  • 対岸の家事7話のネタバレ
    ・詩穂がスーパーに行くと、坂上が会計をせず店を出ようとして万引きを疑われていた。本人にはその自覚がなく、詩穂たちは坂上が認知症なのではないか、と心配した。
  • ・坂上の娘・里美は母親を心配し、実家に時々帰ってくるようになった。里美は自分で何とかするからと、今後自宅には来ないよう詩穂に告げた。
  • ・詩穂はそれでも坂上の家に通い続けた。物忘れの症状が進行し、思い悩んだ坂上は詩穂に家に来ないように伝え、翌朝家を出た。
  • ・詩穂は紫陽花の前に立ちすくむ坂上を見つけた。詩穂も以前苺の子育てに思い悩んでいた時、紫陽花の前で坂上に声をかけられ、救われた経験をしていた。
  • ・家に帰った坂上は、みんなに迷惑をかけるのが辛いという気持ちを告白する。そんな坂上に里美は「先のことは考えず今を生きて」と声をかけた。坂上は詩穂の支えも借りながら里美と一緒にすごしていくことを決めた。
  • ・礼子は夫の転勤が決まり、どのように生活していくかを悩んでいたが、仕事を辞めて夫についていくことを決断した。

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