対岸の家事6話が放送され、視聴者のさまざまな感想が多く集まっています。
特に、礼子が新入社員に向けたスピーチの内容に多くの注目が集まり、職場の憧れの先輩である陽子との関係に感動したという声も目立ちました。
スピーチの場面について視聴者の感想を考察し、また礼子と陽子がどんな関係なのか気になるネタバレの内容を交えつつ、筆者の体験談も含めてじっくりお伝えしていきます。
これからご覧になる方も、すでに視聴済みの方も、ぜひ一緒に振り返ってみてくださいね。
この記事を読むとわかること
- 対岸の家事感想6話
- 筆者のドラマを見た感想
- 対岸の家事ネタバレ6話
対岸の家事感想6話:礼子のスピーチと先輩社員との関係に感動!
対岸の家事6話の感想は、「礼子のスピーチが素敵だった」「礼子と陽子の関係性がいい」などが話題となっています。
私も、6話を見ましたが、話題になった意見に対して本音で感想を語ります!
視聴者の感想
子育てをしている方だけでなく、独身で仕事を頑張っている方にも響く回だったと思います。先輩をリスペクトする礼子の講演に涙が止まらなかった。講演を聞いた先輩が報われる世界であって欲しいです。#対岸の家事 https://t.co/mwCFgVPbmA
— ささぱんだ (@egucchan_akaso) May 7, 2025
昨日の対岸の家事、めちゃくちゃ響いて涙ボロボロだった。レイコさんと会社の先輩のヨウコさんとの関係がもう本当に素敵で、あぁ素晴らしい回だったよ#対岸の家事
— みかん🍊 (@mt384735orange) May 7, 2025
産休と聞いたときに素直に喜べない、お祝いできない気持ちはすごくよくわかる。特に可愛がってきた後輩なら尚更。その正体は自分とは違う道に行ってしまうんだという寂しさなんだよな。一緒に過ごした時間が楽しければ楽しかったほど強い寂しさを覚えるんだと思う。 #対岸の家事
— ゆ (@tomoyayumi) May 7, 2025
ドラマを見た筆者の感想と考察
対岸の家事6話の感想で、特に目立った感想は礼子(江口のりこ)のスピーチのシーンに関するものでした。
気まずかった陽子(片岡礼子)との関係も、営業部時代の関係に戻って良かったですよね。
礼子のスピーチの内容が、様々なタイプのロールモデルの中でモヤモヤとする視聴者の気持ちをスッキリさせてくれたように感じます。

画像引用:対岸の家事公式サイト
私もドラマを見ていて、自分が職場に第2子を妊娠したことを告げたときの女性上司のことを思い出しました。
その上司は40代で独身。女性管理職がほぼいない社内で、将来の幹部候補として期待されている何人かの女性社員のうちの1人でした。
第1子を出産するときは男性の上司で、妊娠中の体調面のことなどを相談するのが難しかったので、第2子の時は相談しやすい女性の上司でありがたいなと感じていました。
でも、ドラマの中で、陽子が礼子に「私ね、あなたの結婚も出産も100%の気持ちで祝えなかった。」と言っているのを見て、もしかしたら自分もそんな風に思われていたのかもしれないと思いました。
もちろんそんな態度をされたことはありません。でも、私も礼子が陽子に対して思うように彼女のことをすごいなあと思って見ていたので、同じようなことを考えてしまいました。
私の上司もその後、本社の部長まで昇進し、その後関連会社の役員として出向していきました。
彼女のキャリアにどんな変化があったのかは解りません。しかし、数年前に偶然会って話をした時は前向きにイキイキと仕事をしていたので、彼女なりの生き方で過ごしていてくれていたらいいなあと思います。
それにしても、時代によって会社の求める社員の姿が変わっていくのも冷たいものですよね。会社のために働いてきて評価された人でも、ある日突然会社にはふさわしくないと言われたりして。
長く会社で働くなら、そのような会社の考え方の変化にも敏感になっていかないといけないですね。
対岸の家事6話のネタバレ!

画像引用:対岸の家事公式サイト
対岸の家事6話のネタバレを5つに分けてネタバレしていきます!
6話のストーリーの結論ですが、礼子(江口のりこ)は会社で新人研修の講師を務め、ロールモデルについて講義をしました。
礼子は自分がロールモデルであるとは思わない、とし、自分だけのロールモデルを見つければいいとスピーチしました。
ロールモデルってなんだろう?
詩穂は中谷に連れられ、中谷の職場である厚生労働省の「仕事カムバックプロジェクト」のヒアリングを受けるために霞が関へやってきました。
復職についてヒアリングを受けた詩穂でしたが「専業主婦でいたいと思ってそうしている」と回答し、担当者は困惑。
中谷からも「もっと視野を広くしてみては?」とアドバイスされ、詩穂は複雑な気持ちになりました。
礼子は上司に会社で行われる新入社員研修の講師探しを命じられました。礼子の会社では毎年キャリアプラン研修として社員のロールモデルとなる人に講演をしてもらうことになっているのです。
礼子は営業部時代の上司、陽子に研修の講師を依頼しようと考えました。陽子は社内初の女性管理職。しかし、陽子からは講師を断られてしまいました。
「ロールモデル」という言葉が出てきたとき、今回はこれがテーマかと察しました。長く働くイメージを付けてもらう為に、役所でも職場でもロールモデルは必要とされているんですね。
憧れの先輩の説得に成功!しかし・・・

画像引用:対岸の家事公式サイト
翌日、礼子は再び陽子の元を訪れ、どうしても講師をして欲しいと頼み込みます。そんな礼子を見て、陽子は礼子をランチに誘い出しました。
ビュッフェスタイルのランチをしながら「ビュッフェってさ、なんか人生に似てない?」と言う陽子。
「陽子)たくさんの選択肢が並んでて、どれを自分の皿に乗せるか悩んで。あれもこれもって欲張るけど全部は乗せられない。」
そこで礼子は江崎に、なぜ講師をお願いしたいのかを話しました。
「礼子)同じ女性なら、身近な目標になれる。だから陽子さんにお願いしたいんです。若い社員のロールモデルとして講演してほしいんです」
陽子は講師を引き受けてくれましたが、礼子の上司からは承諾を得られませんでした。
「上司)結婚も家庭も諦めた代わりに出世した、みたいな誤ったメッセージを与えかねない」
上司は講師を仕事と子育てを両立している礼子に依頼しました。
「上司)時代は変わったんだよ。今目指すべきは江崎さんじゃなくて長野さんみたいな人なんだ。」
実は陽子にはその厳しい指導をパワハラだという訴えも上がっており、近く子会社への出向が決まっていました。
一方中谷は、妻の樹里に第2子の妊娠に向けての計画を提案しました。ち密に計算したという計画でしたが「理想を押し付けないで」と拒否されてしまいました。
陽子をあっさりと否定する礼子の上司は、最初から礼子に講師をお願いすればよかったのに、と思ってしまいました。
解決に向けた動き
週末、詩穂、礼子、中谷は礼子の自宅に集まり、ランチビュッフェを開きました。
礼子は、自分がロールモデルとして社員研修の講師になったことを詩穂と中谷に話しました。
「礼子)キャリアプラン通りになんか全然いってないし、毎日毎日必死にタスクをこなしてるだけだよ。私は自分がロールモデルだとは思えない。」
すると、食事をしていた苺が、篤正のお皿に自分の取った食べ物を「おいしいからあげる」と乗せました。篤正は「いらないよ」と断り押し問答になってしまいました。
「詩穂)おいしいけど、篤正くんに押し付けちゃダメ」
その様子を見ていた礼子はハッとしました。
「礼子)ビュッフェは人生に似ている。その先輩が言ってたんだよね。自分の皿に何を乗せるかちゃんと考えなきゃって。」
「詩穂)だれかに、これも美味しいから食べろって自分のさらに勝手に乗せられたら嫌じゃないですか。」
「詩穂)私は私の選んだ人生を生きているだけなのに、あなたはロールモデルにふさわしいとかふさわしくないとか勝手に役割を押し付けられるのはなんか違うかなあと。」
このドラマは、「こうあるべき」みたいな同調圧力を、やんわりと「そうじゃないよね」という気持ちに落とし込んでくれるのがいつも秀逸だなと思います。
礼子が若手社員に伝えたかったこと
そして、礼子が講師を務める講演が始まりました。
礼子はこれまでの会社生活のことを振り返りながら、自分は家庭との両立で毎日いっぱいいっぱいで、ロールモデルにはふさわしくない、と正直に話しました。
そして、自分自身のロールモデルである陽子の話を切り出します。厳しくも頼もしい陽子みたいにはなれなかったけれど、もう一人の自分のように感じているという礼子。
「礼子)みなさんも一人一人違う。だから誰かから押し付けられるんじゃなくて一人一人が自分にとっての、自分だけのロールモデルを見つければいい。」
礼子が講演を終えると、部屋を出ていく陽子の姿が見えました。礼子はその姿を追いかけます。
「陽子)私ね、あなたの結婚も出産も100%の気持ちで祝えなかった。
私とは違う道を選んでどんどん離れていくのが寂しかった。今なら言える。おめでとう。」
陽子は礼子を激励すると会社を去っていきました。
礼子の伝えたかったことが、まだ社会人になりたての社員たちにどのくらい伝わったのかすごく気になります。
さらなる問題が詩穂たちに降りかかる?
陽子を見送り会社に戻る礼子に量平から電話がかかってきました。なんと、鹿児島への転勤が決まったと言います。
その場に立ち尽くす礼子。
詩穂は坂上の家で食事の支度をしていました。坂上は詩穂に娘を持つ母親の立場から、疎遠になっている父親に会ってみたら?と提案していました。
しかし、詩穂は今は夫と娘が自分の家族だから、と父親には会いに行かないことを告げました。
一方で詩穂は坂上の家で何本も醤油の瓶が買い足されているのが気になっていました。
そして中谷は、SNSに投稿された男性と親し気に写真に納まる樹里を見て困惑。
登場する人物それぞれに新たな問題が浮かび上がるエンディングに、次回がとても気になりました。
まとめ
対岸の家事感想6話とネタバレ!礼子のスピーチと先輩社員との関係に感動!
- 対岸の家事感想6話は、視聴者から礼子のスピーチにや礼子と陽子の関係性に感動したという声が話題になった
礼子のスピーチ内容はロールモデルの考え方にモヤモヤとする視聴者の心をスッキリさせる内容だったからです。 - 私としては、会社の求めるロールモデルが時代によって変化することも冷たいなと感じます。
- 対岸の家事6話のネタバレ
・詩穂は中谷に復職について聞かれ、自分は専業主婦でいたいからそうしている、と答える。するともっと視野を広げた方がいいとアドバイスされた。 - ・礼子は職場で新入社員向け研修の講師探しをする。若手社員のロールモデルとなる社員がいいと、営業部時代の先輩である陽子に講師を頼み込む。
- ・陽子は礼子にとってあこがれの先輩、会社で初めての女性管理職。しかし、礼子の上司は陽子のことはロールモデルにふさわしくない、と礼子が講師となるよう勧めた。
- 礼子は詩穂と中谷に相談。ビュッフェランチをしながら「人生はビュッフェと似ている」という陽子の言葉を思い出した。
- ・詩穂は「美味しいからといって勝手に自分のお皿に好きなものを押し付けられたら嫌」と話し、生き方や役割もこうあるべきと人に押し付けられるのは違うという考え方を共有した。
- 礼子は無事講義を終了。自分なりのロールモデルを見つけて欲しいというメッセージを話した。