対岸の家事感想5話ネタバレ:嫌だった親と同じことをやっていた自分がいた!

対岸の家事5話が放送され、視聴者のさまざまな感想が多く集まっています。

特に、詩穂が自分の過去を振り返った場面には多くの注目が集まり、自分も同じような気持ちになって恐怖を覚えたという声も目立ちました。

詩穂が過去の自分を振り返り、自分も親として思うことを語った場面について視聴者の感想を考察し、また気になるネタバレの内容を交えつつ、筆者の体験談も含めてじっくりお伝えしていきます。

これからご覧になる方も、すでに視聴済みの方も、ぜひ一緒に振り返ってみてくださいね。

この記事を読むとわかること

  • 対岸の家事感想5話
  • 筆者のドラマを見た感想
  • 対岸の家事ネタバレ5話
目次

対岸の家事感想5話:嫌だった親と同じことをやっていた自分がいた!

対岸の家事5話の感想は、「あんなに嫌だった親と同じことをしているのでは?」「辛かった自分の幼少期のようになってほしくなかったのに」などが話題となっています。

私も、5話を見ましたが、話題になった意見に対して本音で感想を語ります!

視聴者の感想

ドラマを見た筆者の感想と考察

対岸の家事5話では、子どもに習い事をさせたい親のリアルな気持ちが描かれていました。

自分の子どもが「体験格差」で不利にならないように早くから様々な体験をさせようとする中谷(ディーン・フジオカ)の気持ちは多くの共感を得ていました。

しかし、少しやりすぎなのではないか、という思いを抱いた方も多かったのではないでしょうか。

画像引用:対岸の家事公式サイト

私もドラマを見ていて、自分も子どもにどんな習い事をさせようかと頭を悩ませていたことを思い出しました。

親としては、子どもには何か得意なものを伸ばしてほしいと、いろんなことを体験させたいと思うものです。

しかし、私は平日フルタイムで仕事をしていたので、送迎などのことも考慮すると土日にしか時間がなく、あまり習い事はさせられませんでした。

なので、詩穂とは反対で、自分が専業主婦だった方が子どもにはいろんなことを体験させてあげられたのではないかと思っています。

自分の都合で子どもの可能性を狭めてしまったかもしれないなという思いもあります。

でもドラマの最後で「体験できなかった」という体験もその子の武器になるかもしれない、という話が出てきて、ちょっと救われた気持ちになりました。

また、子育てをするときはどうしても自分の体験を頼りにしてしまいます。親が言っていたことをそのまま自分も子供に言っていてハッとしたり、逆に反面教師にしていたり。

自分ができたことは子どもも同じようにできると思い込んで接してしまうこともあります。

でも子供は自分とは別人格なんですよね。自分の物差しは使えないことが多いです。

うまく続けられる習い事が見つからなかったとしても焦らずに、その子なりの体験ができるようにサポートできれば親としては十分なのかもしれません。

対岸の家事5話のネタバレ!

画像引用:対岸の家事公式サイト

対岸の家事5話のネタバレを4つに分けてネタバレしていきます!

5話のストーリーの結論ですが、詩穂(多部未華子)は中谷(ディーン・フジオカ)から子供の体験格差を心配して習いごとを勧められ拒否しますが、お互いの過去や気持ちを話して和解します。

詩穂はやりたいことが体験できなかった高校時代を振り返り「体験できなかった」ことも体験だといい、改めて、苺との時間も大切に過ごしていこうと思ったのでした。

子どもに多くの体験をさせるのが親の義務?

中谷に誘われて子供の英語体験教室へ行くことになった詩穂と苺。

中谷の娘・佳恋は1歳。でも中谷は習い事を決めるために予定をかなり詰め込んでいる様子。

まだ早いと言う詩穂に、中谷は子供たちの将来の為に経験を蓄積させたいと力説します。

経験の少ない子供は「体験格差」によって不利になるので、親の責任として佳恋にたくさんの武器を与えたいというのです。

ある日、詩穂は礼子に誘われ、家族でグランピングへ出かけました。そこには中谷も家族そろって参加し、初めて3家族が顔を揃えました。

礼子が中谷をグランピングに誘った場所が蔦村医院というのが、リアルな感じがしました。

中谷の押し付ける正しさを詩穂が拒絶!

画像引用:対岸の家事公式サイト

グランピングに行っても、子どもの習い事の大切さを話す中谷。来週も一緒に体験教室に行こうと誘う中谷に、詩穂は「行きません」と拒否。

「詩穂)私と中谷さんは違うんです。中谷さんの正しさを、こっちに押し付けないでください」

翌日詩穂が苺を連れて公園に行っても、中谷と佳恋の姿はありませんでした。

一方、礼子は夫の量平に対し、家では家事をしてくれないことや、子どもが病気の時自分だけが仕事を休まなければならないことにいら立ちをぶつけていました。

「量平)俺だって疲れてんねん!正直困る、そんな俺ばっか責められても。」

量平と礼子のけんかは、身につまされる人が多かったのではないでしょうか。

自分も子供から何らかの機会を奪っているのでは?

翌日も、公園では苺と詩穂だけが遊んでいました。すると、そこへ礼子が家族そろってやってきました。昨夜、量平は礼子に謝り、有休を取っていた礼子と一緒に半休を取っていたのです。

礼子は、グランピングの日に詩穂がなぜ中谷に怒ったのかを尋ねました。

詩穂は、中学三年生の時に母を亡くしてから、父との2人暮らしで家事を引き受けてきました。そのため部活を続けられなくなり、高校生らしい体験もできませんでした。

そして、高校の卒業式の日に家を出て、詩穂はそれっきり実家には帰っていません。

詩穂が中谷に習い事に誘われ怒ったのは、やりたいことがたくさんあったのにできなかったという過去の自分を思い出してしまったからでした。

「詩穂)もしかしたら私もあの時の父と同じようなことを苺にしちゃうんじゃないかって。私が専業主婦を選んだことで、苺から何らかの機会を奪ってたとしたら・・・」

「礼子)私はそうは思わないよ。詩穂ちゃんは毎日いろんなものを苺ちゃんにあげてると思う。苺ちゃんとずっと一緒にいるから、詩穂ちゃんが専業主婦だから苺ちゃんにあげられてるものだってきっとある。」

これまで礼子が詩穂に勇気づけられていることが多かったのですが、ここでは礼子の言葉が詩穂の力になっていて頼もしく感じました。

「体験できなかった」と言う体験もきっと人生の武器になる

詩穂は改めて苺と過ごす何気ない時間の幸せをかみしめていました。

翌日、詩穂が苺と公園に行くと、中谷と佳恋の姿がありました。習い事に通うのは辞めたようです。

中谷は、部活には入らずひたすら勉強するばかりだった高校時代の話をし始めました。

「中谷)僕も詩穂さんと同じです。」

中谷は昨日、詩穂が公園で礼子に話していたことを聞いていたのです。

詩穂は中谷に、高校でバスケ部を辞めたことが美容師になるきっかけにつながり、虎朗との出会いにつながり苺が生まれたことを話しました。

「詩穂)そういう体験が今の私につながってるなら、あれは、無駄な事でも無意味な事でもなかったのかも。

体験できなかったっていうのも一つの体験で、それだっていつかは武器になるかもしれないですよ。」

「中谷)When life gives you lemons, make lemonade. 」

中谷がつぶやいたのは、どんな不運に見舞われてもそこから何かを得ればいい、転んでもただでは起きない、という意味の海外のことわざでした。

中谷も子供の頃に体験したことが深く心の傷になっている様子で、今後詳しく明かされるのでしょうか。

そして詩穂にも誰かが忍び寄っているような描写があり、次回が気になるエンディングでした。

まとめ

対岸の家事感想5話とネタバレ!嫌だった親と同じことをやっていた自分がいた!まとめ

  • 対岸の家事感想5話は、自分が嫌だと思っていた親のように子供に習い事を強要していたかもしれないという感想が多く、詩穂や中谷の気持ちが共感を呼んでいました。
  • 私も同じように子どもの習い事について悩んでいたこともありました。
    でも、子どもがあくまでも中心なので、親の物差しで強要するのはあまりよくないかもしれません。
  • 対岸の家事5話のネタバレ
    詩穂は中谷に子どもの習い事についてアドバイスされていた。子どもが「体験格差」で不利にならないように中谷は1歳の佳恋にいろんな習い事の体験教室に通わせていた。
  • 詩穂はそんな中谷に「正しさを押し付けないで」と拒否。
  • 詩穂は中学生の時の母を亡くし、父親に家事を押し付けられ、やりたいことができない高校生活を送っていた。自分も専業主婦であることで苺の体験の機会を奪っているのではないかと詩穂は悩むが、礼子からそんなことないと励まされる。
  • その様子を見ていた中谷も佳恋に習い事を強要することをやめることにした。中谷も勉強をするだけの高校生活を送っていたのだった。

>>>前回の4話の感想とネタバレはコチラ☟

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